家庭学習のやり方・更なるアウトプットで成績UP!!
こんにちは、ヒロヒロクンです。
私のブログを見てくださって、どうもありがとうございます。
ブログでは詳細に記事を書いていますので
お子さんの受験勉強の参考に大いになると思います。
Twitterのアカウントの方でも発信をしていますので
ぜひフォローして下さい!!
シリーズ「ベストセラー本から考える勉強・教育方法」の第1弾です。
今回ご紹介する本は、精神科医の樺沢先生のベストセラー
「学びを結果に変えるアウトプットの大全」です。
皆さん、子供たちの家庭学習の方法については
本当にいろいろ工夫されている方が多いと思います。
特に中学受験における保護者の方々の教材管理や
課題の管理はかなり重要です。
そんな中で、成績が上がったり下がったりを繰り返す。
「家庭学習の方法が悪いのか?」
「他のやり方にはどんな方法があるのだろう?」
「勉強はしっかりやっているのに、なぜ成績あがらないの?」
という疑問が常に頭の中にあると思います。
そこで、今回は冒頭で紹介した樺沢先生の本を参考にして
上のような悩みにお答えしていきたいと思います。
今回の記事を読むと、分かることは次の2点です。
・アウトプット学習が持つ大きな効果
・アウトプット学習を家庭学習に取り入れる方法3つ
それでは、是非最後まで読んでください!!
1. 家庭学習はなぜ大事??
家庭学習が、大事だということは皆さん理解されていると思います。
少しだけその理由を書いていきます。
やはり最大の理由は、時間の長さ。
塾の授業の時間は4~5年生で、1日3時間が3日で1週間で9時間。
一方家庭学習は、1日1平均1.5時間とすると日曜をお休みしたとして
6日で9時間です。つまり、授業時間と同じだけの時間を家庭学習に
使うのです。そのため家庭学習のやり方は、授業を受ける塾選びと
同じくらいの熱意でどんどん改善させていく必要があるのです。
2. 「アウトプット大全」を家庭学習に取り入れる方法3つ
ここで、今回の本「学びを結果に変えるアウトプット大全」を
ご紹介いたします。この本は、精神科医で多くの生産性に関する本を
出版している樺沢先生が出版した本です。
そこで、ここではアウトプット大全の内容を参考に家庭学習のやりかたを
具体的に3つ書いていきます!
これを読み実践すれば、家庭学習への考え方とやり方をより良くできると思います!!
その3つの方法とは、
1つずつ解説していきます。
①数値変えの小テストを作る。レベルは基礎~標準レベル。時間は15分。
1日後に半分、1週間後に25%しか定着しないというものです。
したがって「アウトプット大全」の中では、2週間以内に3回のアウトプットを
強く推奨しています。
これを、実際に塾の仕組みとして実施しているのがSAPIXです。
SAPIXでは徹底して、授業時からテスト形式の演習が多いです。
SAPIXでは算数B授業⇒算数A授業⇒デイリーチェック⇒授業前テストで
仕組み化しています
そうするとこの家庭学習のやり方は、SAPIXに通うような偏差値高めの生徒向け
なのかと思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
このやり方は、むしろ偏差値が下位~中位帯の子供たちによりやってほしいことです。
中位までの子供たちは、宿題で分からない問題が何個かある状態だと思います。
そうすると、家庭学習における解説を読む、あるいはテキスト読んで復習するなどの
「インプット」が多くなります。そのため解説を読んで分かった気になってしまうのです。
なので、小テスト形式の宿題を何回も繰り返すべきなのです。
何度も繰り返して、「自分で解ける」ことをゴールに確認を繰り返すのです
ご家庭での具体的なやり方は、基礎~標準レベルの問題を6~7問、
テキストから選びます。
選ぶ基準は2~3問基礎レベル、残りを出来るかどうか微妙な標準レベルです。
ここで、ポイントなのですがテキストにある問題の数値を変えるだけです!!
下位~中位までの子供たちは、この基礎と標準レベルの問題を
テキストだけでなく数値を変えた問題で、何度も何度も繰り返すことが大切です。
②中位コース以上の生徒は、より多くの難易度・分野の問題を解いて応用力の知識を吸収する
それでは、中位~上位コースの生徒たちはどうすればよいのでしょうか?
それは、とにかく幅広い難易度と分野の問題を解いていくことです。
中位以上の偏差値を持つ子供たちは、基礎・標準問題はほぼほぼ完成していて
少しだけ穴があることもある・そんなイメージでしょう。
この生徒たちに対しては、出来るだけ多くの標準レベル以上の応用・難関問題の
考え方を手に入れるべきです。なぜなら、基礎・標準レベルがしっかり定着していれば
問題を理解して、解けるようになるにはその考え方を「知れば」良いだけです。
なぜなら、知れば出来るからです。土台がしっかりしているので。
したがって、中位以上の子供たちの具体的な家庭学習のやり方は
テキストに載っている応用問題を少し解いてみること。そして分からなかったら
解説を見てください。そして応用問題の解説を吸収してください。
そうすれば、あとはいつも通り①と同じやり方で演習を積むことで、いつの間にか
応用問題も出来るようになります。
③1週間ごとに良かった点や悪かった点を洗い出して、その原因を考える。
これは、出来るだけ多く「実験」をやってみましょう!!
1週間ごとに行われる確認テストやデイリーチェックの点数を基準にして、
それまでの勉強方法の良し悪しを判断するのです。
新しく試してみた家庭学習の方法をテスト結果でチェックする。
テスト結果を2~3週間チェックすれば、家庭学習の方法が子供たちにとって
良いのか悪いのか、判断できるでしょう。
2~3週間ごとにどんどん、新しいやり方を一つずつで良いので取り入れていく。
こうすることで、半年もすれば良いやり方が何個も取り込まれた家庭学習が
完成されるでしょう。
そして、良かった点も悪かった点も
「なぜ良かったのか?なぜ悪かったのか?原因を言語化しましょう」
メモに書いてみましょう。そうすることで、子供にも分かりやすく伝えられて
よりスムーズに導入できると思います。
3. まとめ
保護者の方々が家庭学習の重要性を認識しているからこそ、
そのやり方に不安や疑問を持っていると思います。
その解決案として、今回は精神科医の樺沢先生の著書である
「学びを結果に変えるアウトプット大全」を参考にしました。
アウトプットを意識した家庭学習を行っていく。15分程度の数値替え小テスト、
幅広い分野・難易度の問題を解く、そして2~3週間ごとに家庭学習のやり方を
改善させていく。
この家庭学習の方法は、保護者の方々の協力が少なからず必要になります。
もしきついようでしたらまずは、①で紹介した小テストの作成から初めて見てください。
そこまで負担は大きくなく、そして効果はものすごく大きいです。
ぜひ私のブログを読んで頂いた方とも、たくさん交流していきたいので、
コメントや問い合わせをどんどんしてもらえるうれしいです!!
もし良い記事だなと思ってくれましたら、他の方にも拡散してほしいです!!
それじゃあ、また次の記事で会いましょう!!