Hirohirokunのブログ

塾講師として6年間働いている大学院生が、主に受験勉強に関する考え方や成績を上げるのに必要な方法について発信をしていくブログです。

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模試で偏差値を上げる方法は?? 志望校診断サピックスオープン算数 コメント

こんにちは。Hirohirokunです。

いよいよ朝夜は冬を感じるようになってきました。

毛布では寒くなりつつある。いよいよ羽毛布団の登場が近づいてきました。

ブログだけでなく、Twitterでも中学受験に関する発信を行っています。

Twitterの方が頻繁に更新しているので、フォローのほど

よろしくお願いします!!

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目次

 

 

1.テストを受けていない5年生や他学年の保護者の方へ

11/3に行われた5年生向けのオープン模試です。

ここでは詳しい模試に関する説明は致しませんが、

5年生はまだ慣れていない、志望校登録をして

各学校に対する合格可能性割合が出されます。

今回の記事は模試へのコメントがメインです。

著作権を考慮しまして、問題の掲載は行いません。

そのため、問題を持っていない方や他学年の読者の方は

模試で高偏差値を取る方法(まとめ)の部分だけでも良いので、

是非お読みください!!

 

2.全体の問題へのコメント

まず全体へのコメントですが、問題が多いですね。

大問が6個あるだけでも結構きついのに50分ですからね。

しかし1つ1つの問題の難易度は高すぎることは無いです。

まず1番~3番は基本的な問題です。4・5番は標準レベル。そして

6・7番は応用問題でした。

場合によっては4番の速さの問題で、やられている子も多いかな・・・

もちろん、苦手・得意な分野がありますので全滅ということもあります。

他の部分で取れていれば、全く問題ないです。

難しい問題を正解して標準までをちょっとずつ落として偏差値60。

標準レベルまでほぼ正解して応用は無理でも偏差値60。

どちらも同じ偏差値60です!!

 

3. 各大問へのコメント

大問1

この計算問題はしっかり3問とも取りましょう。

計算とはそういうものです。

ケアレスミスをした場合には5W1Hを使ってミスの対策案を考えましょう。

「なぜケアレスミスをしたのか?」「どこでケアレスミスをしたのか?」

「じゃあどうすれば対策できるか」

この話は、また後日ブログ記事にします。

 

大問2

配点6点。高いですね。ここもまだまだ、稼ぎどころです。

偏差値50以上を目指す場合に1ミスまでに抑えましょう。

どの問題も基本的なものです。出来なかった問題があれば

しっかり解き直しをやりましょう。

 

大問3

(3)は分からなくても仕方がないかも・・・

等積変形を作図する問題はなかなか小5の子の段階では、難しい子が多いですから。

しかし、この言い訳は今回までにしてください。

なぜかって、もう一回模試で出ましたから。

次は問題が解けなくても、頭の中に使える状態で置いておいてください。

 

大問4

さて、ここからが本番です。

旅人算です。旅人算のポイントは

「時間と移動した距離をメモしていくことです」

そして最終的な目標はダイヤグラムを書けるようになる事です。

是非皆さん、今回の問題の状況をダイヤグラムで書いてみてください!!

私が書いたものは、次のようなものです。

f:id:Hirohirokun:20201105215326j:plain

大問4のダイヤグラム

汚くて申し訳ないですが・・・

これがあるだけで遥かに問題の状況が分かりやすくなると思います!!

かなり問題が簡単になりますよね。図によって一目で把握できるようになります。

大問5

この問題は2問とも標準レベルですので、是非取れてほしい問題です。

少なくとも偏差値45以上の生徒は取れてほしい問題です。

 

大問6

実はこの大問6、この模試の中で一番配点と難易度が

釣り合っていない問題だと思っています。

つまり(2)は難しくないのに、配点10点です。

かなり景気の良い問題です。(3)は逆に効率悪いです。

したがって、解かなくて良い捨て問です。

 

大問7

この問題は(1)が出来た子は(2)も出来てほしいです。

けれど(3)の穴埋めはもしテキストでやるとしたら、アプローチの④~⑤程度でしょう。

なぜかってビームが10cm範囲なので当然「ア」の答えは10cm。

そして「イ」は計算するだけです。そして「ウ」だけはまた考えないと

いけないですが、求める面積も複雑でないですからね。

 

4. まとめ(模試で高偏差値を取る方法)

5年生のこの時期に、志望校診断模試でこの量の問題を出す意味は何か?

 

それはずばり「入試で必要な、合格点獲得戦略の存在を知らせるため」です

 

5年生は今回のような、難易度の高い模試の経験値が足りません。

出来る限り効率的に簡単な問題で高得点を取るための戦略

これが「合格点獲得戦略です」

この模試の構成を見ていると、一問ずつのレベルは

どうしても解けない問題はそこまでないんですよね。

けれど時間が圧倒的に足りない。

じゃあどうするかって「どの問題でより高得点を狙うかの戦略勝負」です。

まさしく難関校の入試と同じです。

皆さん、今回のゼミからどれだけのことを活かせそうですか??

是非この記事をご参考に、今一度振り返りをお子さんと一緒に行ってみてください!!

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!!

 


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